HRM(人的資源管理)研究者の Oxford 滞在記(2020-2022)

1年目は配偶者同行で休業して渡英。2年目はサバティカルで渡英。日常的な出来事(とたぶん研究)の記録です。英語は練習のために書いているので,ミスが多々あります。ご了承ください。

DAY491 [渡英437日] 2021年8月4日(水):Book chapte書き始め,見知らぬ荷物が届く

 少し仕事が片付いてきたので,今月末〆切の教科書のBook chapterを書き始める。教科書は案外に時間がかかる。1章あたりの分量はさほど多くないものの,なればこそ(1)どの用語を入れるのか,(2)他の章との兼ね合いはどうするのか,(3)間違いがないように他の教科書や使おうと思っている原典の確認など,地道な作業。2週間くらいでゆっくり時間をかけながら執筆作業をしたいもの。

 

 午後,TK Tradingから頼んでいた日本食材が届く。これ自体は問題ないのだが,その30分後に見知らぬ荷物が届く。中身はレコードプレイヤー。新手の詐欺か?と思ったものの,口座の引き落としはされていない。宛先も先ほどのTK Tradingとなっており,問い合わせをすると,そんな荷物は送っていないし扱ってもいないという。はてどうすればよいものか。

  夕方,お水を買いに散歩に出かけたところ,苅谷剛彦先生と会う。少し立ち話をしたところご近所さんであることが分かる。教育社会学の世界的な権威をお会いできたのもOxfordならでは。

 

 秋にコメンテーターをする論文が送られてきた。こちらも丁寧に読んでコメントを返さないと。

 

 追記

 Youtubeやamazonもそうだけど,自分の履歴に合わせて関連する動画や本などが出てくるが,ある種の洗脳のような状態になっていないだろうか。結局,観たいものしかみなくなるので,両論併記というか,中立的な立場でものを見るための材料がそもそも偏ってきているように思える。意図的に相対する意見を拾って耳を傾ける必要があるかも。