HRM(人的資源管理)研究者の Oxford 滞在記(2020-2022)

1年目は配偶者同行で休業して渡英。2年目はサバティカルで渡英。日常的な出来事(とたぶん研究)の記録です。英語は練習のために書いているので,ミスが多々あります。ご了承ください。

DAY698 [渡英642日] 2022年3月1日(火):日本帰国(羽田空港の場合),規制緩和初日

 ほぼ定刻通りに日本(羽田空港)に到着。一時帰国の際(1年前)は検疫官が機内に入ってきていたが,今回は何もなく動線に従い,粛々と各プロセスをこなす。最初に,機内でも配られた誓約書や質問票の確認などを行い,接種履歴の確認をする。接種履歴が2回以内だと腕に緑色のタグをつけられ,(3回接種済の)我々と動線が異なるようになる。
 意外なのは,3回目の接種をしていない人が多いのと,質問票への回答をしておらずその場で回答したり,厚労省指定のアプリを事前登録していない人が多い点。
 
 検査のために唾液を取った後,アプリのインストール状況を確認。その後,動作確認をするところで,MySOSの表示が妻と私とで異なることが発覚。妻がファストトラックモードになっており,私が通常モードになっていた。
 どうやら関西国際空港で試験的に導入されていたファストトラックが羽田空港や中部国際空港でも1日より適用され始めたとのこと。アプリを登録した段階では,羽田空港は適用対象外だったので準備しなかった。資料は全部そろっているし,もっと早く教えてくれたら準備できたのに…。結局,妻も私も通常モード扱いとなったが,ファストトラックの意味は何なのだろうか…。空港で同じ内容を確認しているにもかかわらず,片方はMySOSの報告対象で,ファストトラックだと,忘れてしまったが,何かのボタンがなくなる(現在地,健康報告,待機場所登録)のは,いかがなものか。


 アプリの取り扱いで混乱が見られたものの,その後は検査結果も去年ほど待つほどなく,自販機で購入したジュースを開ける間もなく,電光掲示板で呼ばれ,受付で陰性であることが告げられて検査終了。

 

<感想>
 ・検査結果を待つ場所で日本の小銭を持っていない外国人はジュースを購入できないと思った(私のsuicaもなぜか機能せず,小銭で購入。磁気異常かと思ったが後日普通に使用することができた)
 ・動線の関係で結構歩かされるので,子供を乗せて動くキャリーオンスーツケースがあると便利。英国で買ったからこんなに高くはなかったけど,息子はこれにまたがって空港内を移動できたので,さほど疲れなかった。
 

 ・アプリの説明などは中国を中心とした外国人が多く,人手不足なのか,多様化を感じた。

 

 税関で船便を出していることを伝え,別送便の手続き(税関書類を2枚もらい受付)をしたのち,空港出口側にあるヤマト運輸の受付で税関関係の書類を渡して完了。予約したタクシーに乗って,妻と子供はマンスリーへ,私は実家に移動。

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羽田空港の様子

 ちなみに72時間前の陰性証明,3回目の接種済,空港での陰性などが証明できれば,到着後24時間の移動は,移動が自由(=公共交通機関を利用してよい)となる。帰宅後,荷物を置いて近所のラーメン屋さんでエビ味噌ラーメンを食べ,コンビニに行って食材を購入して家籠り。

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実家近所のラーメン。エビ味噌味。また食べたい