HRM(人的資源管理)研究者の Oxford 滞在記(2020-2022)

1年目は配偶者同行で休業して渡英。2年目はサバティカルで渡英。日常的な出来事(とたぶん研究)の記録です。英語は練習のために書いているので,ミスが多々あります。ご了承ください。

DAY4 2020年4月4日(土)運動量が豊富な息子

 昨日届いたサッカーボールを持って勝山公園へ。外出自粛要請が出ているもののかなりの人手。サッカーボールが嬉しいのか,一生懸命ボールを蹴っている。芝生の上のせいもあるが,適度にボールのスピードが緩むので初めての割に上手くドリブルが出来ている。途中から「ぼく,南アフリカ,パパは日本」と言ってなぜかラクビ―に変更。その後は1周400mあるトラックを二人で走って終了。

 

『組織科学』で編集幹事を一緒にしていた大木清弘先生(東京大学)のWPに非常に刺激を受けた。
「新型コロナの感染増加と関連する国の要因は何か?:国際経営の視点からの探索的実証(速報:3/29)」(http://merc.e.u-tokyo.ac.jp/mmrc/dp/pdf/MMRC524_2020.pdf

まだきちんと読めていないけれども,国際経営の視点から新型コロナによる感染者がなぜ増えるのかを統計的に分析した論文。「国際経営」とあるようにホフステッドの文化類型を変数に組み込みながら分析をしている。私も,新型コロナとHRMの関係性について深く考えたいと思っていたところなので,参考になった。


例えば,新型コロナで各社が行った対応,人々の働く意識(リモートで働くことの受容),会社と個人の関係性(新型コロナに対する対応が心理的契約に与える影響)など考える余地はあるように思える。ただ,この手の研究は即時性が重要なので時間との勝負になりそう。