HRM(人的資源管理)研究者の Oxford 滞在記(2020-2022)

1年目は配偶者同行で休業して渡英。2年目はサバティカルで渡英。日常的な出来事(とたぶん研究)の記録です。英語は練習のために書いているので,ミスが多々あります。ご了承ください。

DAY447 [渡英393日] 2021年6月21日(月):再査読終了

 学会誌の再査読終了。論文中で用いられている質問項目の原点にあたったところ,ニュアンスが違うことを発見。「考える」と「行っている」では実際の行動レベルで異なるように感じる。他にも精読をした結果,4時間近く使ってしまった。明日の学会発表の準備もしないといけないし,CFPの原稿も書かないと…。
 最近,日本とあまり変わらないような時間に追われた生活をしてよいのだろうか,と思うことがよくある。もっとその時々を大切にする暮らし方があるのかもしれない。

DAY446 [渡英392日] 2021年6月20日(日):父の日。お向かいの子供の訪問,散歩,コラム脱稿

 あいにくの雨模様の為,家で遊ぶ。父の日ということで息子が一生懸命朝早く起きて英語と日本語で手紙を書いてくれ,お祝いをしてくれた。最近,呼び方が「パパ or Dad」から「おとうさん」に変わりつつある。いつまで祝ってくれるか分からないけど,優しい心のまま育って欲しいもの。


 コラムを脱稿し,1人で気分転換に散歩。サマータウン近くまで行ったものの,初めて入るSt Edward collegeのグランドに迷い込み,橋が渡れずに手前で引き返して時間ロス。待っていてくれた息子に申し訳ない。
 13:00頃,お向かいの子供が遊びに来てお互いの家で遊ぶ。息子と比較して相対的に動きが激しい。

 

DAY445 [渡英391日] 2021年6月19日(土):本屋,Gloucester Green Marketのパエリア

 土曜日ということで家族でcity centreの本屋に出かける。ここでは息子の本を何冊か購入。私は写真を撮って後日ネット注文。

 帰宅時に,Gloucester Green Marketに立ち寄ってパエリアを晩御飯として2つ購入。ご飯はかなり出汁を吸い込んで大きくなっているが,その分,魚介類のうまみを十分に吸って美味しい。思ったほど脂っぽくない。

f:id:T_Nishimura:20210623183020j:plain

Gloucester Green Marketの様子。以前よりも活気が戻った

渡辺和子(2017).『置かれた場所で咲きなさい』幻冬舎 で,

時間の使い方は,すなわち,そのまま命の使い方になる。

というフレーズがあった。自分が若い頃は死というものがかなり遠くにあったし,何をしようにもお金がなかったので時間がゆっくり過ぎるように感じたけど,COVID-19で死がわりと近いというか,隣り合わせにあることを感じるようになった。残りの時間を 他人の時間軸の上に生きるのではなく,自分と家族の時間軸のうえで過ごせるようになりたい(でもそのためには人の仕事をして評判を作らないといけないし,難しい)。

 

DAY444 [渡英390日] 2021年6月18日(金):学会発表のセット,プロフィール作成

 夜中に起きるはずが息子に変な時間に起こされてしまい,リズムが狂って起きることが出来ず。しかもあいにくの雨で息子のテニスのトライアルレッスンも中止に。


 朝はルーチンのカフェにコーヒーを買いに行くと休業。なんか朝からツイていない。別のお店でコーヒーを購入して帰宅後は,Reading大学に掲載するプロフィールを作成し,共同研究者とzoomの動作環境の確認をする。昨日までの英語のプレゼンでできなかった仕事をどこまでリカバリーできるか。

DAY443 [渡英389日] 2021年6月17日(木):英語meetingでプレゼン

 今日は12:30からReadingのFacultyと英語でミーティング。緊張以外何者でもない。ミーティングの時間になると最初に1人目の先生が入室し,簡単に会話。次いで他の3名の先生方も入室。30分だけのミーティングであるが,お互いに自己紹介をして研究内容を発表することになった。meeetingの趣旨が分からずパワポを作成したものの,えらく驚かれてしまった。時間も30分だし,口頭でおしゃべりしてこんなことができそうだね,っていうくらいだったのかもしれない。
 印象的だったのは,日本のデータサンプルをどのように扱うのか,ということ。日本の事例から一般性を導出するやり方もあるし,日本の特殊性を敢えて前面に押し出すやり方もあり,日本のサンプルはそれはそれで価値があるという。この辺は少し整理してフィールドアイに書こうと思う。
 いずれにしても終わってホッとした。

DAY442 [渡英388日] 2021年6月16日(水):英会話face to faec

 今まで6回のレッスンをしてくれた先生との対面のレッスン。9:30にcity centreのコスタで1時間レッスン。タイミングがよかったというか,翌日にReading大学との先生たちとmeetingがあるので,そのパワーポイントの添削をしてもらうことにした。パワポの形式はもちろん,微妙な言い回しを添削してくれたので,とても助かった。それにしてもOxford University Newcomers Clubがこのお金を出してくれているとのこと,本当に有難い限り。またコスタの店内は時間的なこともあり,とても空いていてCOVID-19の心配もなさそう。

 

 水曜日ということもあり,帰りにGloucester Green Marketに立ち寄ると魚屋さんを発見。ただ,季節柄,ハエやコバエも多く,常温で置かれている牡蠣とかを購入しても平気なのだろうかと心配してしまう。中華食材屋さんで和食の材料を購入しようと思ったものの,お店の開店前(12時開店)ということを忘れており帰宅。


 帰宅後は翌日のミーティングに備えてTeamsの動作確認をするが,添付ファイルが遅れない。正確には「アクセス権がないので要求するように」,というエラーが発生する。そのためOne Driveの設定を変更するようにという指示がなされるものの,上手くできない。異なるドメイン同士だと添付ファイルのやり取りができないのだろうか。

DAY441 [渡英387日] 2021年6月15日(火):初Reading

 今日は恥ずかしながら初めてReadingに行く日。一人で電車に乗ってReadingで下車し,地元のバスを探してthe university of readingのバスに乗ってcampusへ。広大な緑のキャンパスはこの時期にはちょうどよい。

 

f:id:T_Nishimura:20210623014020j:plain

市街地のバスマップ

  事務の担当の方にお会いしてuniversity card (campus card)をもらう。これには図書館や各校舎の入退館の管理ができるほか,コピーカード機能もあるという。ただ,図書館は事前予約が必要だし,ビジネススクールもhot deskも当面の間(多分,9月まで)閉鎖という。残り半年が勝負だが,何ができるだろうか。

f:id:T_Nishimura:20210623013827j:plain

Henley Business School

f:id:T_Nishimura:20210623013904j:plain

Henley Business Schoolの正面。キレイ。

f:id:T_Nishimura:20210623013941j:plain

入口の看板

 帰りは大学から駅まで歩いて帰る。炎天下で40分ほどかけて駅に到着。駅の手前のショッピングモールで豚骨ラーメンとモヒートを堪能。でも,豚骨ラーメンで£12.5 (¥1800円くらい)はロンドン価格だなぁ。どこもそうだけど,スープは日本人からすると温め。
 

f:id:T_Nishimura:20210623183235j:plain

Readingのショッピングモール。北九州のリバーウォーク(小倉城前)を彷彿とさせる

f:id:T_Nishimura:20210623014118j:plain

豚骨ラーメン@Osaka

 Oxford到着後も家まで歩いて帰宅。結局この日は,20,424歩カウント。疲れたけど,カードがもらえて気持ちが落ち着いた。

f:id:T_Nishimura:20210623014336j:plain

smart watchの万歩計機能で2万歩突破。疲れた。

DAY440 [渡英386日] 2021年6月14日(月):打ち合わせ,突然のプレゼン依頼

 息子を学校に送り出した後,zoomにて原稿の打ち合わせ。6月中に上がってきた原稿を観ないといけないけど,間に合うのだろうか…。とはいえ,打ち合わせに出席した我々で上がってきた原稿をどの程度修正する必要があるのか,程度感を確認。


 ちょうど打ち合わせをしている最中に受け入れ先の大学の事務からファカルティとのミーティングを木曜日に設定したという。そこで簡単な自己紹介をお願いします,という趣旨のメールとteamsの予約が入る。確かに息子のテニススクールのある金曜日以外は大丈夫と答えたものの,あまりの急展開に焦る。参加者は?どれくらいの内容?そもそも何分?他にも私以外にもvisiting scholarがいるのか否か,など不明な点が多く何を用意すればよいのだろうか…。

 

 でも急いで何か準備をしないといけないのは間違いない。

DAY439 [渡英385日] 2021年6月13日(日):息子の不機嫌,Pho,学会発表の時間の勘違い

 朝から息子が不機嫌。朝,お向かいの子供が自宅に遊びに来たが,その子が息子のレゴを壊してしまったことで拗ねてしまい,その子にレゴを貸さないように部屋の隅に隠してしまった。結局,その子も「もう帰る」といって帰ってしまった。名誉のために言っておくと,その子は全く悪くなく,息子が勝手に怒っただけだが,後でお母さんを連れて戻ってきて「僕のせいで怒らせてしまったかな。ごめんなさい」と言ってくれた。しかし息子はその後も癇癪がひどくずっと怒ってばかりであった。


 息子の癇癪で体力を使い果たした我々はベトナム料理のデリバリーを注文。牛肉のフォーと焼き生春巻きと揚げ春巻き,チキンウイング,焼きフォーを注文。なぜか焼きフォーは牛肉を頼んだのに,鶏肉になっていた。パクチーが苦手な妻や息子には不評であった。

★Pho Restaurant

www.phocafe.co.uk

f:id:T_Nishimura:20210619140534j:plain

Phoという名前のベトナム料理屋さん。ビーフの焼きPhoを頼んだのにチキンが来た。

 本務校の自己申告(いわゆるMBO)を提出するために学会発表の時間を確認したら,我々が認識している時間と違うことが判明。どうも招待者によるセッションの時間だと勘違いしており,本当の時間は平日の朝の7:00-8:30(時差1時間の関係で現地時間8:00-9:30)。ちょっと早すぎない?現地時間で考えても8:00からって人来ないでしょ。その間,息子は大人しくしてくれるのであろうか??

DAY438 [渡英384日] 2021年6月12日(土):Football 教室,George & Davis,The Old Bookbinders Ale House

 息子のfootball教室も一区切りで,次週から新しいタームが始まる。今日はいつもと違うピッチ(芝生)であったが,元気よく遊んでいた。回数を重ねることで息子のボールさばきも上手くなったような気がする(親のひいき目かもしれないが)。

 フットボールを終えても元気な息子は,その後家の前でテニスをして,お向かいの子供とも遊ぶ。最初は我が家で遊んでいたものの,その後はお向かいのお家で遊ぶ。ただ,ずっと遊ばせるわけには行かず16:00に迎えに行くと,お向かいの子供がもっと遊びたいと泣き出す。
 息子をアイスクリームを買いに行くという名目で連れ出し,Jerichoにやって来ると,街は多くの人で賑わっていた。学校によっては夏休みに突入するからだろうか,若者が多い。

f:id:T_Nishimura:20210619132424j:plain

Football教室の様子

 時間的にも17時を回ったので,The Old Bookbinders Ale Houseでクレープとエスカルゴ,ビールを飲んでおしまい。古いお店らしく,何と明治初期1869年開業とのこと。昔ながらのパブといった感じではあったが,トイレの目の前の座席に通されたのは子供連れゆえにソファ席を案内したためだからであろうか,それとも何かしらの差別なのか,特に気にしていないのか,昔ガクトがパリで受けた扱いを思い出した。

f:id:T_Nishimura:20210619132248j:plain

The Old Bookbinders Ale House@Oxford

写真は以下のURLより引用:The Old Bookbinders - Daily Info | Daily Info

f:id:T_Nishimura:20210619132545j:plain

天井の様子。色々なものがぶら下がっている@The Old Bookbinders Ale House in Oxford

f:id:T_Nishimura:20210619133537j:plain

ここでもビールを頂きました@The Old Bookbinders Ale House

f:id:T_Nishimura:20210619133719j:plain

フランス系?のお店なのでクレープを注文@The Old Bookbinders Ale House

★The Old Bookbinders Ale House

oldbookbinders.co.uk

 

忘れないようにメモ:PDFの論文や記事を取り込んでテキストマイニングをする時に必要になりそう。

www.youtube.com