HRM(人的資源管理)研究者の Oxford 滞在記(2020-2022)

1年目は配偶者同行で休業して渡英。2年目はサバティカルで渡英。日常的な出来事(とたぶん研究)の記録です。英語は練習のために書いているので,ミスが多々あります。ご了承ください。

DAY458 [渡英404日] 2021年7月2日(金):英会話,息子のテニススクール2回目

 朝から英会話のためにcity centreに行く。途中でカモの親子に遭遇。カモはよく見かけるけど,丘に上がっている親子はあまり見かけないような気がする。

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カモの親子

 英会話ではコラムを書き直すうえでふとした疑問をぶつけてみたが,この議論が白熱し,時間を大幅にオーバーすることになった。いわゆるダイバーシティの議論だったけど,街(地域)による人種の構成比が異なること,その中でOxfordは特殊であること,データ上の人種比率と実際に肌で感じる実感値とは異なることなどについて議論した。例えば,OxfordもReadingも同じような人種比率だが,例えば,欧州の人が何年も前に英国に渡ってきて永住権を獲得した人々は,カテゴリー上はBritishになるのだろうか?そう考えると,単純な統計データはあてにならない可能性がある。
 
 他方で,実証研究の発表を聞いていても確かにデータサンプルの地域は重要だが,コントロールできれば問題ないという印象を受けた。どこどこの地域だから駄目だというよりも,コントロールできれば(考慮に入れていれば)差異を強調する必要はないように感じた。そう考えると,国民性というか,アイデンティティをどこまで保持する必要があるのか,ないのか,その程度について考える必要があるように思った。

 

 夕方は,息子のテニススクール。友達の誕生日ということもあり公園にちょっとだけ顔を出してテニススクールへ。息子は同じクラスの中で2番目のグループに組み込まれたが,サーブを教えていないので,トスができない。これは次回までに練習しておこう。