HRM(人的資源管理)研究者の Oxford 滞在記(2020-2022)

1年目は配偶者同行で休業して渡英。2年目はサバティカルで渡英。日常的な出来事(とたぶん研究)の記録です。英語は練習のために書いているので,ミスが多々あります。ご了承ください。

DAY255 [渡英232日] 2020年12月11日(金):慶應義塾大学HRM研究会,息子のChristmas jumper day

 今日は慶應義塾大学のHRM研究会にオンラインで参加。「海外拠点におけるハイパフォーマンスワークシステムの人材リテンション効果に関するコンティンジェンシーアプローチでの研究」大学院大学至善館 准教授兼副学長 吉川克彦氏であった。海外に進出したHRMが現地の国にローカライズするのか,それとも本国の施策を展開するのがよいのか,中国での調査に基づいた内容。

 3wayの交互作用項による仮説で興味深いが,解釈が難しいと思った。モデレーターをさらにモデレートするというのは複雑。あと,尺度の説明のスライドで,Posthuma et alらの尺度を「中国の専門家,コンサルタント」に尋ねた,とあるので,これがどんなHPWSを指すのかが曖昧なように感じた。中国の専門家に尋ねた段階で中国のHPWSになってしまうのでは??それにしてもすごいデータセットだなぁ。

 

 午前中は共著者から帰ってきた論文を返却してこれで脱稿。今日は息子のChristmas jumper day。それぞれがクリスマスらしい装いをして登校するが,注文した洋服が届かず,結局自宅にあるもので代用。結局,注文した洋服は午後に届くという始末。息子のターム最終日に着せよう。朝,他の子たちがどんな服を着せているのか観察したが,かなり温度差がある。いわゆる「パリピ」系の家庭はコテコテの衣装だし,普段と変わらないような親もいる。日本人に馴染みのない行事の匙加減が難しい。

 また,来週で学期(ターム)が終わるので,先生に寄せ書き?メッセージカードを渡すとのことで,各クラスで代表者が取りまとめをしているが,私たちのクラスはあまり機能していない。そのため,我々のクラスのまとめ役にメッセージを渡さずに総とりまとめの隣のクラスのお母さんに渡す親もいる。確かに,あんまり機能していないと,きちんと書いたものが渡されるのか一抹の不安がある。一応今日までに渡してコロナ対策でしばらく置いておいて来週の金曜日に渡すとのこと。


 ここ数日,息子が公園で学校のお友達と一緒になることがあるが,ある親の差別的な行動が気になった。このおばあちゃんは,同級生の親がいても絶対に白人としか話さない。我々はもちろんスパニッシュや黒人とも話さない。国際的なOxfordなのに残念。

 夕食は,Gericho GrillのTake away. 開店時間が18:00に変更になったのに,システム変更が追い付いておらず,我々が17:00 pick upでオーダーしたためにシェフが謝りに来たが,結局お店で30分待つことになり帰宅。急いで作ったのか,ポテトが電チンの感じがしたのと,バーガーのパンが冷たかった,きっと時間が足りずに焦っていたのだろう。香ばしいだけに残念。

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Jericho Grillのtaka away

 I had attended the HRM study group by KEIO university via zoom, the title Effects on HPWS to the retention in the foreign subsidiary from the view of contingency approach presented by associate professor Katsuhiko Yoshikawa.

 The content is based on a survey data collected in China about whether HRM that has expanded overseas should be localized in the local country or be suited for the home country's HRM, using 3-way interaction hypothesis.

 I think that's very interesting. However, the 3-way interaction effect speculation is difficult because there are so many factors mixing in. A slide about a measurement part said HPWS consists of Pothuma et al. (2014), and "with hearing Chinese consultant". That means Chiese HPWS, not HPWS, so I thought it just ambiguous about HPWS.

 In the morning, I checked the content of our treatise and back to her.  For the past few days, my son played in the park after school. But I noticed the discrimination behaviour of a parent. There are so many kids in the park at some time zone, and some of them are friends with each other. However, their parents divided into small groups, mainly by race. Though it is easy to communicate, I felt strange because their groups ware so clearly different by race, and especial one parent clearly denied communicating with other group parents. It was a shame that this is Oxford, an international city.