HRM(人的資源管理)研究者の Oxford 滞在記(2020-2022)

1年目は配偶者同行で休業して渡英。2年目はサバティカルで渡英。日常的な出来事(とたぶん研究)の記録です。英語は練習のために書いているので,ミスが多々あります。ご了承ください。

DAY569 [渡英515日] 2021年10月22日(金):組織学会の準備,OUNC coffee meeting,Ramen Kulture, 息子の甘え

 今日は学校がハーフターム前の最後の日。ハロウィンはハーフターム中で仮装する機会がないので,学校に衣装を着ていく日になっていた。息子は日本らしさをあらわすためにヒートテックなど防寒をしたうえで甚平を着させてねじり鉢巻きをさせていくことにした。
 家の中ではテンション高めであったのに,外に出ると「恥ずかしい」といって鉢巻を取り,さらに教室に入る前には大泣きして教室に入らないこと20分。息子の友達のお母さんやお父さんが心配して息子に声をかけてくれたり,友達も代わるがわるに来てくれたりしても泣き止まない。とうとう担任の先生が出てきて別の女の子に手を引かれて席に着いた。

 息子の朝の一件で著しく体力を消耗。本当は今日からOxford universityでacedemic writingの講座があるのだが,やることが多すぎて断念。たぶん,ここに手を出したら,他のこと(共同研究とか授業の参加とか)おろそかになるだろう。代わりに妻が参加するので話を聞いてみよう。息子を送り出してしばらくの間,来週の組織学会の準備のため,原稿を読み直し,コメンテーター用のスライドを作成し,コメントペーパーを書き直し。
 その後,OUNC coffee meetingに行き30分ほど会話。移民政策の話とか,アフガンにおける各国政府の役割とか,こうした話しができないといけないと痛感。その意味でHRMを専攻していると高度外国人人材とか技能実習生の話とかの知識は役に立つが,それでも少子高齢化に伴う外国人材の受け入れとかついていくのが大変(いやついていけてなかった)。

 acedemic writingの講座が終了した妻と合流し,評判の高いRamen Kultureに行く。出てきたラーメンは温かく,美味しかった。ほとんど全ての具材が乗って10.90£(約1500円)は(高いけど)妥当な値段。昇龍よりもおいしいと思う。個人的にはOxfordなら今のところ一番。

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Ramen Kultureのspicy tonkotsu ramen

www.ramenkulture.com


 繰り返すが今日はハーフターム前の最終日に加え,隣のクラスの子の誕生日(2名分)ということもあり,公園で遊ぶ。息子の迎えは妻であったがあまりに帰らない息子に業を煮やして私と交代。それでもなかなか帰らない息子を半ば強制的に帰宅させるとまた大泣き。ここ数日,疲れているのかすぐ泣くことに加え,わがままというか悪知恵(その代わり「お菓子食べたい」「テレビ見たい」とか)が働く。自分も毎週のセミナーに参加して思うが,語学がそこまで分からない者にはアウェー感があるだろうし,ストレスなのだと思う。