HRM(人的資源管理)研究者の Oxford 滞在記(2020-2022)

1年目は配偶者同行で休業して渡英。2年目はサバティカルで渡英。日常的な出来事(とたぶん研究)の記録です。英語は練習のために書いているので,ミスが多々あります。ご了承ください。

DAY688 [渡英633日] 2022年2月19日(土):アイデンティティとは何か,Geeでの食事

 息子の学校には様々な国籍の友達がいる。授業の一環として自分の国の国旗を描くというものがあり,ある子が,ノルウェーの国旗を描き,「自分はノルウェー人だ」という。しかし話を聞くと,母親は,イギリス人とノルウェー人のハーフ,父親は,イギリス人で本人から見るとクォーターでノルウェーに住んだ経験がない。けれどもノルウェー人のアイデンティティを持っている。
 もう1つ。両親がマレー系中国人の息子の友達は,英国,マレーシア,中国のどこにアイデンティティを置くのかを迷っている。両親はかれこれ20年英国に住んでおり,中国はもちろん,マレーシアに住んだ経験がない。でも家では中国語を話している。民族,生活空間,言語の全てがバラバラの時,アイデンティティとしてどこに立脚するのかとても難しい。

 

 お昼はGeeに食事に行く。ただ,運悪く割と強めの雨が降っており,その中で歩いてお店にでかける。家族でtapasをシェアし,メインは魚介のシチューを食べる。白身魚,エビ,イカが入ったトマトベースで美味しかった。でも味が濃かったのか,帰宅後喉が渇いてお水を拓さん飲んでしまった。

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前菜(tapas)のセット(2-3人前)@Gee

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魚介のシチュー@Gee

 帰宅後は,家の荷物整理をする。主だったものは船便で送ってしまったのでスーツケースに入れるための荷造り。ただ,岸田総理の会見から数日経過しているにもかかわらず,在英国日本大使館から帰国の際の指針(水際対策の変更)の連絡が来ない。会見をしてから会見の範囲内で調整をしていえるのではないかと感じてしまう。いずれにしても,帰国後の取り扱い(3回接種者の取り扱いとか,日数のカウントの仕方など)が決まらないと動けない。