HRM(人的資源管理)研究者の Oxford 滞在記(2020-2022)

1年目は配偶者同行で休業して渡英。2年目はサバティカルで渡英。日常的な出来事(とたぶん研究)の記録です。英語は練習のために書いているので,ミスが多々あります。ご了承ください。

DAY721 [渡英642日] 2022年3月24日(木):お仕事その2

 昨日に引き続き,10:00-16:30で仕事。パワポを作りすぎて丸々1つのセッションを省略。受講生になぜテレワークの揺り戻しが起きているのか聞いてみたが,なるほどと思う理由ばかりであった。一言でいえば会社でないとできない仕事があるから,ということなのだろうが,中には部下のために出社するという方もいた。

 

 去年?くらいに組織学会の国際セミナーで,ウェルビーイングだけでなく,「死」に対する恐怖感も概念として扱う必要があることを示していて,それを確かJAP(Journal of Applied Psychology)にリバイス中であると聞いた。テレワークの揺り戻しは,従業員一人一人のコミットメントの高さである反面,企業が(これまでの労働災害とは違う形で)「死」というものにこれまで以上に向かい合う必要性を示しているのかもしれない。