HRM(人的資源管理)研究者の Oxford 滞在記(2020-2022)

1年目は配偶者同行で休業して渡英。2年目はサバティカルで渡英。日常的な出来事(とたぶん研究)の記録です。英語は練習のために書いているので,ミスが多々あります。ご了承ください。

DAY613 [渡英559日] 2021年12月5日(日):保険会社と相談,Jericho grill,友達の誕生日会,オミクロン株に伴う海外邦人の扱い

 保険会社に連絡をして,以下2点をお願いした。
 1.xrayの指示を出した病院に電話をしてもらい,xrayの病院について他の番号(例えば直通番号等)を聞き出してそちらの番号から予約する。

 2.指示書を出した病院にxrayを撮る病院について,保険会社の提携先の病院(=xrayが予約できて撮影できる病院)でxrayを撮影してもよいか相談する。

 

 お昼はSunday roastを食べにJericho Grillに行くが,ここもシェフが変わったのか,明らかに以前と盛り付け方や量が違う。それに定番のpork belliyもなくなっていた。かなりのボリュームで全てを食べきることが出来なかったのと,ブロッコリーがニンニクと一緒に煮ているのか,それか上からパウダーをかけているのか分からないが,香りが強かった。

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Jericho GrillのSunday roast

 お昼が食べ終えると今度は,14:00-から息子の友達のお誕生日会が公園で開かれるので,いったん帰宅し,プレゼントを持参して向かう。私は家で留守番をしていたが,参加人数は7名であったという。息子を含めうち3名はアジア人(日本,韓国,中国)であった。妻の話では,韓国から来たご家族は韓国では検察官と政府高官で,娘さんの教育にえらく熱心であった。英国に来る前からすでにインターナショナルスクールに入れていて英語は話せるようになっていたとのこと。

 ただ,旅行の話になった時に我々はCOVID-19を警戒してあまり旅行はしていないのに対して,相手のご家族はこの冬もパリに行くとのこと。英国も入国前にPCR検査が義務付けられてたが,その手間よりもすでに予約してしまったからしょうがない,とのことでパリ旅行を強行するらしい。また,専門が国際法なので会話にはかなり注意が必要であると個人的には感じた。

 

 それよりも来月に控えた息子の誕生日会が本当に困る。今日の誕生日会でも,息子の友達のお兄さん,お姉さんが協力しながら,釣りゲームや宝探しゲームなど色々と趣向を凝らしていた。我々にはこうしたパーティスキルはないし,どうしたものか?というより自分が子供の時にお誕生日会でどんなことをしたのか全く覚えていないからアイデアの捻りようがない。

 

 妻が加入しているSNSに帰国邦人の隔離情報が流れてきた。日本の報道でもあった通り,首都圏の隔離ホテルがパンクのため,一部の人は中部国際空港近くのホテルに隔離される。ただ,日本にようやく帰国できたのに,そこからさらに飛行機に乗って中部まで行くことになり,隔離解放後も原則として羽田や成田まで飛行機に乗って戻されるとのこと。
 この中部国際空港への移動について少なくとも我々一般人には法則性(最終目的地が関西とか単身者など)はないように見える。そのため,中部国際空港への飛行機の中に親子連れも散見されたという。また,空港を飛行機で行き来するために空港タクシーの予約確定が難しいという欠点もある。私たちが一時帰国した時も,私たちよりもタクシー会社の方がいつくらいに解放されるのか,よく理解していた。ただ,関西国際空港に降り立った人で日航ホテルに泊まった邦人の食事をみると,私たちの頃よりも格段に改善されていた。お味噌汁はついているし,朝はバナナやサラダが付いていた。クレームがあったのだろう。

 ニューヨークから日本に夕方16:00頃に到着した家族が,ホテルにチェックインできたのは午前1:00過ぎと言う報告もあり,また特に成田は動線がかなり広範囲にわたるために,歩きやすい靴や子供を乗せられるキャリーがないと子供がグジグジになるなどの報告が寄せられている。これが,正月を日本の家族と一緒に暮らしたいという一時帰国のラッシュで起きているのか,それとも水際対策の厳格化により発生しているのか判断がつかない。

 

 日本では水際対策の意思決定の早さが肯定的に捉えられているが,兵站のことまで詰めが出来ていないように思える。今後,多くの国でオミクロン株が発見され,それらの国のすべての国に6日や10日の隔離をしていたら回らない。それよりも自宅隔離を原則として違反した時の罰則を強化して行動を抑止した方がよいのではないかと個人的には思う。