HRM(人的資源管理)研究者の Oxford 滞在記(2020-2022)

1年目は配偶者同行で休業して渡英。2年目はサバティカルで渡英。日常的な出来事(とたぶん研究)の記録です。英語は練習のために書いているので,ミスが多々あります。ご了承ください。

DAY568 [渡英514日] 2021年10月21日(木):電車の遅延,HRMの授業

 朝,息子を送り出してReadingに向かうべく,駅に着くと予約した電車がまさかの69分遅延。このままでは授業に間に合わないと判断し,別のルートに乗るべく時刻表を見ると,数分後にReading行きの電車が来ると言う。急いで切符を買うもの(急いで買ったせいもあり25£もした!)の,一歩遅れで電車のドアが閉まり乗れず。元々の電車の乗ると間に合わないので,駅員に聞いて一番早くReadingに行く方法を聞くと,Didcot駅を経由するとそこから乗換が出来るという。未知の経路にドキドキしながら9:55にDidcot駅で乗換が出来て無事にReadingに到着。

 予想よりも早く大学に到着したので,昨日話に聞いた大学内のアジアンショップに行く。ここは,大学の学生組合などがある建物にあり,中には散髪屋さんもあった。アジアンショップはseul marketと名称が変化しており,韓国のものを中心に日本と中国が1割ずつくらいの感じであった。
 
 今日のHRMの授業は,企業がしたい方針とそれに伴うリソース(労働市場の未発達とスキル不足)のギャップをどのように埋めるのかという点であった。またもう1つのケースは,採用にまつわる話から,コラムを批判的に論じるというものであった。この時の問題はMBAでも問いかけるには有効であると感じた。
 また,評価や採用に関わるバイアスを教えるにもよい教材であった。学生は大人しいけど,無茶苦茶ケースを読み込んでいる学生もおり,日本の学生と比べて質が高いように感じた。あと,先生が一生懸命名前を覚えようとしているのが印象的であった。それにしても一口に学生といっても,ヨーロッパ系,アジア系,中東(中央アジア)系,英国人と英語の発音にかなり違いがあり,よく先生が聞き取れるなぁと感心した。

 授業は,
 イントロ1とケースのレビュー10分~15分(Kahootを使う)
 グループ討議15分
 グループ発表15分
 lap up 10~5分
ショートケースならこれくらいでもよいかもしれない。