HRM(人的資源管理)研究者の Oxford 滞在記(2020-2022)

1年目は配偶者同行で休業して渡英。2年目はサバティカルで渡英。日常的な出来事(とたぶん研究)の記録です。英語は練習のために書いているので,ミスが多々あります。ご了承ください。

DAY536 [渡英482日] 2021年9月18日(土):日本人夫婦との会食

 日本人夫婦のご自宅に招かれて食事。といっても男性が外国人で女性が日本人の国際カップル。大学のドミトリー?に住んでいるので,大学関係の住宅に初めて訪問させて頂いた。とてもキレイなお部屋で,もてなしていただいた男性の出身国の郷土料理に舌鼓をうつ。素材の味を大切にするというか,日本人の味覚に合いそうな料理ばかりでついお腹いっぱいになってしまった。さらに息子は2度もテニスで遊んでもらい,とても満足そうで最後はあまりの名残惜しさに「まだ帰りたくない」と言っていた。

 ただ,その時ちょうどスマートメーターのしつこい勧誘電話があり,対応したせいで持参した水筒を忘れてきてしまった。我々は,お腹いっぱいで夕食をスキップ。息子は20時くらいに寝たものの,朝までぐっすり眠っていた。ありがとうございました。

 会話でも出ていたが,子供を持つ家族と持たない家族でドミトリー内でも対立があったそうだ。特にロックダウン中はフラットな家では庭がないので,共有地で遊ばせていると,子供のいない家族からは(リモートワークをしていてうるさいので)近所の公園に行って欲しいとか,17時以降に遊びに出て欲しいなどの要望があったとのこと。他方で,子供がいる家族からしてみれば,子供に運動をさせてあげたいとか,配偶者の仕事の邪魔にならないように外で遊ばせているなどの事情がある。この地での話だけでなく,日本でも十分ありそうな話だと思った。昔,東京のどこかの地区で(待機児童の問題を解決するために)保育園を建てるといったら,「うるさい」,「危ない」などといった理由で周囲の住民の猛反対があったことを思い出した。