HRM(人的資源管理)研究者の Oxford 滞在記(2020-2022)

1年目は配偶者同行で休業して渡英。2年目はサバティカルで渡英。日常的な出来事(とたぶん研究)の記録です。英語は練習のために書いているので,ミスが多々あります。ご了承ください。

DAY382 [渡英336日] 2021年4月17日(土):家族と別れ単独行動(4日目),勤務先大学に荷物の整理2日目

 昨日に引き続き,勤務先の大学の荷物の整理をする。イギリスでは紙を極力使用しない生活をしていたせいもあり,改めて研究室を見渡すと,自分が持っている本や論文が不要なもののように感じてしまう。正確に言うと,「本棚にしまっておく必要はなく,必要な時に電子媒体で取り出すことさえできればよい」「1年いなくても問題がなかった雑誌や本が並んでいる」という感覚になる。そうなると本棚に残すべきものは,PDFで入手できないもの,ということになり,この定義に従うとかなりの本や雑誌が不要になる。


 古い資料もシュレッダーにかけると数が多すぎて全部はできない。残念ながら今年度の郵便物を置くスペースを確保するのが精いっぱいで部屋を後にする。休憩の合間に日本労務学会の発表原稿の手入れをして最終チェック。力仕事をしたせいもあり,疲れてしまいホテルに入った後は部屋にこもって終了。それにしても週末のせいもあって,人手が多い。ホントに第4波なの?

 

 何かの本に書いてあったけど,「他人の時間に乗ってはいけない」と痛感。人の依頼によってしなければいけない仕事がある時,それは「他人の仕事が自分の時間を占有している状態」である。そうではなく,自分が能動的に動く時間を確保することを意識しないといけないというもの。
 でも,他方で,「お座敷に呼ばれている(=お仕事のお声がけをしてもらっている)うちが華」という考え方もある。バランスが難しい。

 

 写真を撮り忘れたけど,吉野家の牛丼を食べる。イギリスでは生卵を食べていない※ので安心して食べられる環境がとっても有難い。※王室マークのついている卵であれば安全だと言われているが,自己防衛のため食べていない。イギリスの卵が全て生卵が食べられないわけではない。