HRM(人的資源管理)研究者の Oxford 滞在記(2020-2022)

1年目は配偶者同行で休業して渡英。2年目はサバティカルで渡英。日常的な出来事(とたぶん研究)の記録です。英語は練習のために書いているので,ミスが多々あります。ご了承ください。

DAY400 [渡英346日] 2021年5月5日(水):9日目,PCR検査の結果,Residence permit,トイレ事情

 朝,息子を小学校に送り届けるとクラスメイトの女の子が息子に手紙をくれた。また,誕生日だったお友達に誕生日プレゼントを渡すとお返しにお菓子をくれた。息子を送り届けた後は,帰国前までルーチンであったコーヒーショップへ行ってカフェモカを購入。往復4000歩程度だが川沿いをのんびり歩きながら気分転換ができる。

 今日は息子が帰宅後に指定された郵便局にResidence permitを取りに行く。あいにくの雨で取りに行くことを見合わせようとしたが,ちょうど晴れ間がのぞいたので決行。息子も同席する必要があり,バスに乗ったのが16時過ぎ。ちょうど中学生の帰宅時間と重なりバスは少し混んできた。一人の女子中学生が家庭科?で作ったのか,トレイに乗ったクッキーをラップも何もかけずに乗ってきた。このコロナのご時世になかなかのツワモノというか,無頓着というか…。 

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バス停の前にある木。色合いがキレイ。

 郵便局は空いていて待つことなく,Residence permitを受け取ることができたが,息子がトイレに行きたいと言い出し,慌てて探すことに。ロックダウンの時もそうだったが,とにかくトイレに苦労する。お店はまだ店内でのイートインを再開しておらず,テラス席があるお店のみ営業しているので,たとえお店が開いていてもトイレを使用できる店舗が限定的になっている。郵便局員に尋ねてもNGで,近所のマクドナルドもNG,テラス席のあるカフェに入ろうとしても店員がおらず断念。結局,covered marketの公衆トイレまで移動して何とか間に間に合った。去年からいてcovered marketにトイレがあることを知っていたからよいものの,初見だったらアウトかもしれない。本気で携帯トイレを使用しようと考えた。

 

 ちょうどマーケットに行ったのでチーズを2種類,クッキーを購入して帰宅。でも我々が訪問したのは17時頃でお店はほとんど閉店してマーケットは閑散としていた。ちょうど食事の時間なので,近くの Red Lion Pub & Restaurantのテラスで食事。しかし,恐らく10度を切っていたであろう寒さの中で食事をするのはとても辛い。咄嗟にモヒートを頼んでしまいさらに後悔。ちょうど食事を待っている間に前日のPCR検査の結果が届き,家族全員みな陰性であった。これで入国関係の手続きは終わり。あとはワクチン接種。それにしても昨日の英国政府から電話で「選挙権の有無」が聞かれたけど,なぜなんだろうか?
 食事をクイックに済ませてタクシーで帰宅し,息子の冷えた身体を温めるべく,お風呂を沸かして終了。今度は暖かい日を選んでいきたい…。

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Dirty Burger。ソースをかけて食べる

www.redlionoxford.co.uk

 

 In the morning, I went to the coffee shop which I used to go to before going back to Japan and ordered a cafe mocha. Though it took about 4000 walks in both ways, I could refresh my mind.

 After my son going back to school, we went to the post office to receive the residence permit. When we rode on the bus at about 16:00, many junior high school students were on the bus. One of the students had a tray which on the top were cookies. Thinking of the COVID-19 situation, her action was bold.
 
 We successfully got the residence permit without waiting. However, my son wanted to go to the loo, so we asked the clerk where the loo was. Same as the lockdown, we had tough searching for the loo. The post office denied using the loo, the Mcdonals was the same, and the pub having the terrace didn't have the waiter or waitress. Finally, we found the public toilet at the covered market.

We had dinner at the Red Lion, which has the terrace. However, it was so cold, maybe under 10 degrees, so it was hard to wait for the meal. Besides, I ordered the mojito, and I truly regretted the order. During waiting for the meal, the results of our PCR test arrived by email, and we all were negative.

DAY399 [渡英345日] 2021年5月4日(火):8日目,PCR検査,学校登校開始,英国政府からの電話

 今日はイギリス政府指定のPCR検査の8日目。朝,息子が小学校に投稿する前に3人で検査を実施。今回は5日目と違い綿棒が太く,息子は大変そうだったが泣かずにしっかり採取させてくれた。


 息子の学校に登校できるということで息子はとても嬉しそう。朝,登校の列に向かうと知り合いの親や子供たちが「おかえりなさい」と声をかけてくれたり,「隔離期間はどうだった?」など聞いてくれて気にかけてくれた。1年かけてこうした関係性を構築できたことが素直に嬉しい。帰宅後,息子に聞けば,担任の先生がみんなの前で息子が日本から帰国したことを伝えてくれたらしい。

 息子が学校に行っている間,仕事をするが,研修の設計で予想以上に時間がかかる。ただ,研修を検討するうちに読んだ一橋ビジネスレビューの最新号(2021年Spring)に掲載されていた「メガネスーパー」の事例は,ローソンに代わる(あるいはローソンが使えないときの)組織変革のよいケースだと思った。内容もかなりローソンに近く,同じようなフレームが使える。

 

 またしても英国政府から電話。情報共有がされていないのか,同じ質問を何度もされるし,今回の通訳はキツメの人で何か刺々しかった。息子が帰宅した後は公園で遊んで,雨が降ってきたタイミングで帰宅。ただ,帰宅後もっと遊びたいという息子は少しご機嫌斜め。

 

 This is a PCR test on the 8th day. In the morning, before my son goes to school, we had a PCR test. Compared to the previous test, 5th day, the stick was thick. Though my son was hard to take a sample from a nose, he got it without tears.
 

    My son was pleased to go to school. When other parents and kids in the queue saw my son, they said, "welcome to come back!" and "how was the quarantine?" and so on. During my stay one year, since we build such a relationship, I was happy. According to my son, my son's class teacher introduced my son's return to Japan.

 

    During my son goes to school, I planned to a seminar for a company. However, it took time. Thinking of my plan, I read the case "Megane super" on Hitotsubashi Business Review. This case was similar to the Lawson, which I wrote ten years ago.

DAY398 [渡英344日] 2021年5月3日(月):7日目,息子のサッカースクール

 test to releaseプログラムを受けて陰性だったので,もう実質的に開放されているが,まだ8日目のテストがあるので,日付を記載。

 午前中はお向かいの子供が遊びに来たので,おみやげを渡しつつ家の前で遊ぶ。これといってキャッキャ騒ぐわけではないが,少しだけ遊んで家に帰る。午後は暴風雨が吹き荒れたため一日家で過ごす。すごい暴風雨で家の木造の塀が崩れないか心配になる。

 夕方,whatsappで子供向けのサッカースクールが毎週土曜日に開講されるという知らせを妻が受ける。子供なので1回40分ということで短い時間だが,PEの先生が担当するということで息子のネットワークを広げるためにも参加することにした。しかも1回あたり£5ということでかなり安い。他にもテニスをしようかと思案中。

 

 In the morning, the child living in the neighbourhood came to play with my son, so we gave them souvenirs from Japan. Because of raining, they played a little and entered their house. In the wid time, since it was a storm, we stayed at home.

 In the evening, the email from WhatsApp introduced us to the football school for kids. This football school will have on each Saturday. Because of the school for kids, one class has 40 minutes on each lesson, but the teacher of PE coach the lesson. So we decided to apply the lesson to broaden my son's network.

DAY397 [渡英343日] 2021年5月2日(日):6日目,Branca,約束のネバーランド,英会話ラスト

 自主隔離期間が解け,家族でBrabcaに買い物に行く。Jerichoの街並みは小売店がオープンになったということで飲食店はお店のアウトドアスペースでの飲食のみが認められているのみで,まだ開店していないお店があるものの,人通りがかなり多くなってきたように思う。去年のロックダウン最中での渡英時と比べるとかなり活気ある印象に変わった。


 昼食後,公園に行きしばらく時間を過ごすも息子の友達と会えずに退散。近所の様子を一通り見てからは,kindleで『約束のネバーランド』の単行本を全巻読む。ここで初めて自分が機内で観た実写版の『約束のネバーランド』は単行本でいう1~5巻程度の中身であることを知る。後半になるとどんどん話が大きくなっていき,何というか,『魁!男塾』的に死んだ?と思われるキャラクターが次々と出てくる展開。

■リンクはコミック版(kindle版ではない)

 

 息子を寝かしつけた後は,21時から最後の英会話。VISA更新のことや隔離期間について会話をし,追加的な英会話をお願いしたい時にはどうしたらよいのか,確認をしたのち,いくつかのサイトを開きながらexerciseを実施する。academic writingの時制について参考になるサイトも教えてもらった。

 

Research paperにおける時制

www.youtube.com

■クイズ形式で語彙を増やすサイト。

wordwall.net

■時制の違いを説明しているサイト

www.perfect-english-grammar.com

■Collocationを調べることができるサイト

www.freecollocation.com

DAY396 [渡英342日] 2021年5月1日(土):隔離5日目,Negative! test to release, 英国政府からの電話,cuttelfish

  今日は,test to releaseされるための5日目のPCR検査午後2時までに特設のポストに持ち込む必要があり,週末の買い物客となるべくすれ違わないように9時頃に自宅で採取し,10時過ぎには,特設のポストに投函。あわや別のポストに投函しそうになった。「PCR検査用のポストは右側」と小さく書かれており,分かりづらい。

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春のOxford。早くのんびり歩けるようになりたい。

 帰宅途中にまたしても英国政府から電話。しかし,通訳につなぐまでに10分以上かかり,時間がかかると言われ,電話がいったん切れてそのままかかってこなかった。

 

 夕食は妻が見つけたcuttlerfihsというお店でfish and chips,paella,Hamburgerをオーダー。ハンバーガーは妻と息子とシェアしても量が多く,それだけでお腹いっぱいになった。3人ではパエリアまで行かず,夕食にまわすことに。

www.cuttlefishoxford.co.uk

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Cuttlefishのデリバリー。ハンバーガーはあまりの大きさに上下に分割して梱包


 18:00過ぎにtest to releaseの結果がメールで届き,3名ともnegativeであった。これで(8日目の検査は残るのものの)明日から外出ができるほか,息子の小学校にも間に合うことができる。今回の帰国のミッションはビザを取得し,息子の小学校が除籍にならないように間に合わせること,であったから目標は達成できたと言える。ビザ取得の関係でフライトが1日ズレたが,概ねスケジュール通りに進んだと言える。まずは一安心だが,すぐに8日目のPCR検査とワクチン接種が待っている。明日接種場所を確認しよう。

 結局,4月の最初の2週間は隔離で,到着後も隔離しているから移動と隔離を合わせると4月のうち20日くらいは行動が制約されていた。大人はともかく,息子はそろそろ限界に達しており,(男の子であることもあるが)ストレスからやや暴力的になって,怒りやすくなっていた。日本は14日の強制隔離と自主隔離が求められているが,英国が最短で自主隔離が解かれることを考えると14日間は,COVID-19の発生初期ならともかく,データ蓄積されつつ現打開では長すぎるように思う。医療関係者でも10日間であればCOVID-19に感染しているかどうか判断できるという。もう少し機動的に,柔軟に判断して欲しい。各国の様子を見ていると,日本政府の後手後手感が目に付く。

DAY395 [渡英341日] 2021年4月30日(金):隔離4日目,Blue Ray視聴ソフト

  あれこれ探した結果,Blue Ray視聴ソフトは,AnyDVDHDにした。最初21日間のお試しがあり,その後購入が必要になるという。お試しでダウンロードしたが,個人的には使い勝手がよく,日本語もしっかりしているように思う。

www.redfox.bz


 このソフトが自動的にBlue Rayを自動的に読み込んで視聴ソフトで投影してくれる。早速,日本から持ち込んだUltra Sevenを鑑賞。最近のウルトラマンに比べると,昔のウルトラマン(セブン)は,実は登場シーンは少なく,人間による事件の捜索が半分以上占める。その意味では現代の複数のウルトラマンが割と早い時間から登場する格闘中心のウルトラマンシリーズとは違う感じがした。

 

 朝起床して英会話の宿題をする。丁寧に読めば読めるけど,もう少しスキミングして短時間で読めるように鍛えておきたい。また,英語つながりでいうと,UlrichのHR competencyの最新版の話を聞けるセミナーに応募。そこに付いていたHR competencyの最新版だとコンピテンシーは8つだそうだ。

 

 
HRコンピテンシー最新版:8コンピテンシーらしい。

www.rbl.net

DAY394 [渡英340日] 2021年4月29日(木):隔離3日目,PCR検査の結果,英国政府からの電話(3)

 隔離生活3日目。今日は昨日行ったPCR検査の結果がe-mailで届く。我々が頼んだsalient.bioでは,キットのバーコードを事前登録をしておくことで審査過程を追跡できる仕組みになっている。検体がラボに届いてからおよそ3-5時間くらいで結果が明らかになる。最初に息子の陰性が明らかになり,次いで私,妻と陰性が証明された。

 

 まだ5日目のtest to release,8日目の検査があるので,陸上の400m走で言うとまだまだ第1コーナーを過ぎたあたりなので気を抜けない。
 昼頃にまた英国政府からの電話から電話がかかる。電話の内容はこれまでと基本的には同じ内容であるが,少し内容が少なくなったような気がする。

 

 終日,息子に箸の持ち方を教えたり,日本語,英語を教え,庭でサッカーをする日。晴耕雨読。

DAY393 [渡英339日] 2021年4月28日(水):隔離2日目,検査キットが届く。2日目の検査,英国政府からの電話(2),AACSコードでブルーレイが観られない

 息子が時差ボケのため5時には起床したため,何もできない。午前中は昨日の夜に判明したブルーレイが観られない問題を解決すべく,webで調べるが,どのサイトを見ても同じ流れで構成されており,(1) VLCメディアプレイヤーでAACSを外す方法→(2)それがダメならコピーガード解除のソフトを使いましょう,という流れ。でも,このコピーガード解除ソフトがそれぞれ違うのと,解説サイトの日本語がおかしいうえ,ライターも恐らく架空の可能性が高く(ペンネームであろうが,女性なのに剣,とか佳樹とかの名前),ソフト会社の創作の可能性が高い。しかも,それぞれのソフト会社の所在地(アクセス)情報が出てこないという胡散臭さ。解除ソフト選びは少し慎重にした方が良さそう。

 

 午後になると遅れて私のPCRの検査キットが届く。検査キット自体は3名とも同じだが,ポストに投函するための箱や入れ物が全員違う。息子は梱包の袋の大きさが妻と異なり,私は息子と妻の分と箱の大きさが違う。急造の雰囲気がよく出ているというか,イギリスらしいというか…。
 検査をしようとしたまさにその時に英国政府から2回目の電話。今回も通訳を入れてもらったが,電話がつながるまで5分くらいかかった。ただ,説明される内容は前日と一緒だった。自分でPCR検査を行い,検体を梱包し終えると急いで近所のポストに投函し,一目散に帰宅。

www.royalmail.com

DAY392 [渡英338日] 2021年4月27日(火):隔離1日目,英国政府からの電話,芝刈り,息子を諭す

 隔離生活1日目。なぜか妻の携帯に私宛に英国政府から電話がかかってきた。聞けば英国政府というが,この手の電話は詐欺が多いため,用心深く聞いているが何を話しているのか聞き取れない。そこで相手の人が通訳を入れてくれるというので日本語通訳を入れてもらった。内容は要するに隔離期間中の活動についての確認・同意で理解を促すものであった。

 ・2日目・8日目に検査が必要であること

 ・8日目にNHSの検査チームが訪問する可能性があること

 ・COVID-19で陽性の場合は,薬局やGPにはいかずに自宅待機すること

 ・ただし具合が悪い場合は111か,緊急の場合は999に電話することなどなど

20分くらい電話。
 その後,自宅でwaitroseで宅配を受け取り,裏庭の芝刈りをする。去年来た時と比べて,きちんと芝を管理していないことが分かった。

 小学校からのレターを見るにつけて他の子供たちは文章で英語を言えるようになっているので,心配になって勉強をするように諭すが,なかなか危機感が伝わらない。そこで下のような図を作成(息子に説明した時は手書き)して今,勉強することがどれだけ大切なのかを説く。今は勉強による差異は小さいが,年齢を経るとその違いがどんどん大きくなることを伝え,今,勉強の習慣をつければ,大きくなって他の子よりもたくさん褒められることを説明。承認欲求が強い息子には効果があったようで,さっそく英語の勉強を始めてくれた。(※図の学術的根拠はありません。ただ,勉強を楽しいと思える思考が身に着けば自ずと勉強するようになる(傾き)になるので,図を作りました。)

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息子は理解できただろうか…。


 夜,日本から持ってきたウルトラセブンのブルーレイを息子に見せようとしたところ,AACSコードがかかっておりPCでは見られないことが判明。どうしたものか。

DAY391 [渡英337日] 2021年4月26日(月):英国に再入国

 いよいよ再び渡英。今回は妻のVISA発給が遅れて最後までバタバタした。朝食のビュッフェが3名分と予約したのに子供の分がカウントされておらず,その場で現金精算。ただ,ホテルをチェックアウトする際に予約の段階で3名の予約がされていることを伝えると,フロントは事態が呑み込めていないのか,かなり時間がかかっていたた。そのため空港に間に合わなくなる可能性があることから後日メールで結果を伝えてもらうようにして後にした。
 タクシーで空港に着くとチェックインを済ませる。チェックインでは英国に入る手続きについて入念に質問&確認される。特に陰性証明書と入国後の隔離と検査について確認を受ける。

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羽田空港第3ターミナル。旅行客は少ない。

 

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まだまだ欠航が多い。

 

ちょっと問題になったのは事前検査の話。英国政府の指針によれば,以下の通り3日前だが航空会社は72時間前と解釈していたらしく「3日前」という表記の違いが問題になった。ただ,下の赤文字部分にもあるように時間ではなく,日にちカウントされているので,問題はなかった。

Take a coronavirus test before you travel to England
You must have proof of a negative coronavirus (COVID-19) test to travel to England.

You must take a test even if:
・you’re a UK citizen
・you’ve already had the COVID-19 vaccine

You must take the test in the 3 days before the service on which you will arrive in England departs.
For example, if you travel directly to England on Friday, you must take the test on the Tuesday, Wednesday or Thursday.

 

 ターミナルの免税店が開いていたのが去年との違いだが,人は相変わらずまばら。飛行機内もやはりガラガラで恐らく20名程度。ただ現地の飛行機から交代で乗車する客室乗務員が10名弱搭乗していたように思える。そのため純粋な乗客はかなり少なかった。

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移動中

機内で以下の4本を鑑賞。
・『モンスターハンター』
・『約束のネバーランド(実写版)』
・『魔女がいっぱい』
・『新解釈三国志』
を鑑賞。

 『モンスターハンター』は,カプコンのゲームを映像化したもので今回も『バイオハザード』シリーズに続いてミラ・ジョヴォヴィッチが主演。ゲームそのものはしたことがないが,何というか大味な映画。中国系の資本が入るとアクション系になる分,ストーリーが薄いように感じた。結局,異世界(パラレルワールド)になぜ移動したのか,しかも途中からすんなりと行き来できるようになることなど,細かい説明がないのでモヤモヤ感が残る。明らかに続編を意識した作り。

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 『約束のネバーランド』は福岡便でも観ていたが,残りを含めて鑑賞。原作を読んでいなかったが,予想外に面白かった。ノーマン,レイ,エマなど西洋風の人物を日本人が演じることに違和感はあるが,話の面白さによって飽きなかった。北川景子が怪演。

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元ネタは『私を離さないで』。

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 『魔女がいっぱい』は,アン・ハサウェイの魔女姿が公開前から話題を呼んだ映画。魔女に少年が格闘する映画。アン・ハサウェイも『レ・ミゼラブル』や『マイ・インターン』など役の幅が広い。この映画も子供向けに面白い。さすがロバート・ゼメキス監督。テンポよい映画が仕上がっている。

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 『新解釈三国志』は,大泉洋をはじめ,豪華な俳優・女優が随所に登場するコメディ映画。話自体は赤壁の戦いまでだが,三国志の話を知っている人を裏切る数々のキャラクター設定で観ていて飽きなかった。かなり有名な俳優や女優をちょい役でしか使わない豪華さ。最後はフライトの関係で少し観られなかったので後日レンタルしてみたい。

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 飛行機が予定通りヒースロー空港に到着し,荷物を到着ゲートに取りに行くが,すでに航空会社の人が荷物を乗客単位で分けており,スムーズに終了。

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ヒースロー空港到着!

 英国でCOVID-19関係の審査でかなり時間がかかる思いきや,人数が少ないこともあって15分程度で終了。入国後のCOVID-19のテスト(2日目,5日目,8日目)を予約しているか,陰性証明書を提示するなどで終了。そのため当初飛行機を降りてから1時間程度の余裕をみていたタクシーについても連絡をして短縮してもらうことに。タクシーが道中を飛ばしてくれたおかげで1時間ほどで到着。途中で街の様子を見る限り,季節のせいか歩いている人がかなり増えた印象がある。我が家に届いていた荷物として家の前にPCR検査キットがあったが,なぜか妻と子供の分はあるものの,私の分はなく,問い合わせてもらうことにした。
 
 家に帰ると台所の水が漏水していたり,当然のことながら庭の芝が伸びていたりとやることが多い。一部の荷物について荷ほどきをして終了。家の冷凍食品を食べることも考えたが,Mamamiaのピザを注文。疲れた。

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帰宅直後の庭の様子。

↓昨年の様子。今回と比較をして前の居住者が手入れをしていないことが明らかになった。

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1年前に到着した直後の裏庭の様子。